ツイート内容

このようなツイートをしました。

『病気でできなくなったことをどうするか。「できないこと」は、どうしてもできないことと、今はできないけど工夫次第でできるようになること、に分かれると思います。後者を容易にあきらめることのないように、冷静に分析してみて下さい。人に頼むことも手段として含まれます。何使ってもできれば良い。』

これは140文字に押し込めたので、やや言葉足らずですが、「できないこと」の分析がきちんとできていますか、ということを問いたかったのです。

「できないこと」は、どう逆立ちしてももうできるようにならない
 「本当にできないこと」および、
今はできないけど、手段を尽くせば何とかできるようになる、
 「今はできないけどできるようになるかもしれないこと」に分かれると思います。

そして、本当に病気のせいで前者になってしまうことは、自分で思ったより少ないはずです。

私も病気のせいで脳が思うように働かなくなり、記憶力や判断力は以前より全然ありません。
だから、以前と同じように物事をしていたら進みません。
そこで、創意工夫と協力要請が必要になってきます。

創意工夫はやり方を工夫することです。
例えば私は仕事で忘れることがあまりにも多いので、全てを書き留めるユビキタスキャプチャーをノート術に組み入れました。
(こちらの記事にやり方を書いています:精神障害者でも仕事ができるユビキタスキャプチャー仕事術

病気以前と今とで、著しく変わったことに関して、改善の余地が残されていることがあります。
自分が変わったのですから、やり方も変えないといけませんね。

また、自分で出来ないことをちょっと手伝ってもらうことで可能にするために、以前より人に協力を求めることを躊躇しなくなりました。
特に会社員ですと、仕事はチームでするものですから、一人で不得意なことを頑張っても非効率な時があります。
自分より得意な人に仕事の一部をお願いするのは、ちっとも悪いことではありません。
むしろ、なんで今まで自分一人で抱え込もうとしていたのだろう?と疑問に思いました。

うまく協力要請をするには、自分の苦手なことを正確に把握しておいた方がはかどります。
なので、どちらにせよ、自分が本当にできないことを分析してみる必要があります。

病気なので○○はできません。と言う場合、
○○はざっくりしたものよりも、細かく分けられたものが良いです。

「コミュニケーションはできません」→ ちょっと大ざっぱすぎて対人関係が全部ダメみたいです
「パソコンやノートがないところでの問い合わせへの即答はできません」→ これならだいぶ限定されますね。調べてから回答できるメールにしてもらえばOKです。

どのような人と仕事をする場合でも凸凹は小さくしておいた方がいいです。
小さな凸凹は補い合うのが当たり前です。

それを見極めが付くように、時間のあるときにあらかじめ考えておく、ということが非常に重要です。

自分の中のできないことを見つめ直すのは、時につらいかもしれません。
しかし、ここを早く乗り越えることで、一段と大きくリカバリーすることが可能なのです。
是非、取り入れてみて下さい。

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