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以前にもお伝えしたとおり、障害年金の不支給割合が都道府県でかなりのばらつきが出ています。
事前に知らなかった障害年金判定の地域格差

このことを受けて厚労省が開催している「精神・知的障害に係る障害年金の認定の地域格差に関する専門家検討会」という検討会があるそうです。

そちらに出席した社労士の方の記事がこちらです。

精神障害・知的障害に係る障害基礎年金の支給認定基準が厳格化の可能性も(漆原かなえ 社会保険労務士) : シェアーズカフェ・オンライン(リンク切れ用 ウェブ魚拓

私が懸念しているのはこちらの障害基礎年金と障害厚生年金の認定基準統一による「2級」の扱いの変更です
障害基礎年金よりも等級判定の運用が厳しい障害厚生年金と統一された目安にすることによって、前述のとおり、今まで2級と認定されていた人が3級と認定されて障害基礎年金を受給できない人が出てくることが懸念されます。


障害年金は支給・不支給の差によって、当事者の生活に大きな影響がもたらされます。
今までもらえていた人が更新でもらえなくなったら、どうやって生きていくのでしょうね。

社会保障にかかる国の支出は減らしたい人もいるはずですから、放っておくと当事者に不利な決定がされかねません。
以前に自立支援法になって患者負担が0.5割→1割の倍増も押し切った前科がありますから。

今後、厚労省はパブリックコメントを募集して正式に指針を決めていくそうなので、ちゃんとコメントしたいと思いました。

■障害年金について■
No.1 障害年金申請を考える時にまず確認したい事項
No.2 知っておきたい障害年金の3つの請求タイプ
No.3 障害年金申請で必要な「病歴・就労状況等申立書」のポイント
No.4 障害年金申請用の診断書が思っていたのと違う場合どうするか
No.5 おすすめ本「誰も知らない最強の社会保障 障害年金というヒント」

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