シネスイッチ銀座の最終日にあわてて行ってきました。
【追記】まだ終わりじゃ無かった。やってます。ただし朝1回のみ。

イタリア映画で、精神障害者の労働組合をまかされた主人公と当事者達が、
床の板張りという仕事で才能を発揮し、どんどん仕事を取れるようになるが…
という話です。

テーマは「やればできる」

イタリアではバザリア法という1978年5月13日に公布された世界初の精神科病院廃絶法が施行されており、精神科病院の新設、すでにある精神科病院への新規入院、1980年末以降の再入院を禁止し、予防・医療・福祉は原則として地域精神保健サービス機関で行う。治療は患者の自由意志のもとで行われる。
バザリア法 - Wikipediaより

笑いあり、感動の涙ありの映画なのですが、私には作中での精神障害者に対する差別表現が辛かったです。
むやみとカミングアウトしたところで、精神病を知らない人には好奇の目にさらされる。
だから相手は慎重に選ばないといけないと。

私自身は数人のごく親しい友人にだけ病気のことを打ち明けました。
誰からも応援されないのは辛いこともあるだろうから、理解のある人にだけです。
その包囲網はいずれじわじわと拡大していくつもりですが。


この映画はまだ全国では放映が続くようですが、DVD化も待たれる一作です。

映画公式ページ
__映画『人生、ここにあり!』公式サイト__


追記:DVD化されました!特典映像と未公開映像も収録されているそうです。
人生、ここにあり! [DVD]
Happinet(SB)(D) (2012-06-02)
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