映画のターミネーター2の冒頭で人類救世主の母であるサラ・コナーが軍の精神科病院に入院させられているのですが、その時の字幕には「分裂病」って表示されるんですよね。

サラ・コナーは、ロボットが世界を滅ぼす核戦争を起こすから止めなくちゃとかわめいているわけで、現実世界でも精神科送りなのは目に見えています。

で、ご存じのとおり、精神分裂病は2002年より名称を統合失調症に変えました。
ターミネーター2は1991年の作品なので、当時は精神分裂病で正しかったのです。
この作品はずっと人気があるものなので、DVDの字幕の中では分裂病が生き続けることになります。

昔の映画では、未来の人がタバコを分煙無しで吸っていたりとか、現在と既に環境が違う表現もたくさんあります。
時代と共に変わる事象を後からふり返るのも面白いものですね。

人気ブログランキングへ

いいね!ボタン押して下さい(ブログ村にランキング投票されます)